アマニ油徹底解剖!

その1 アマってどんな植物?

アマとは、中央アジア原産のアマ科アマ属の一年草で、春から夏の間に小さな青紫色から白色の花を咲かせます。別名、ヌメゴマ(滑胡麻)、一年亜麻、アカゴマとも呼ばれています。

アマの歴史は非常に古く、紀元前3000年~2000年頃には、古代エジプトで栽培されていました。アマニ油は、世界最古の健康食品といわれており、古代ギリシャの医学の父と呼ばれたヒポクラテスがアマ種子を食べると胃腸の不快を解消するとして、アマ栽培を推奨していたといわれています。

1690年には、日本にもアマニ油が中国から薬用油として伝わってきました。この頃、中国から比較的容易にアマ種子が入手できたため、国内での栽培は定着しませんでした。
しかし近年、アマニ油の健康効果が明らかになってきたため、北海道などの寒冷地域でわずかではありますがアマニ油を採取する目的で、アマの栽培がされています。

その2 アマニ油は「α-リノレン酸」 がたっぷり!

アマニ油は、アマの種子をじっくり押しつぶして油を搾り出す低温圧搾法で、抽出します。
アマニ油は、必須脂肪酸のω(オメガ)-3系のα-リノレン酸と、ω(オメガ)-6系のリノール酸が含まれ
ており、アマニ油の約50%はα-リノレン酸だといわれています。

α-リノレン酸は体内で作り出すことが出来ない脂肪酸で、食物から摂取する必要があります。摂取すると、体内で代謝され、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)になります。
現代人の食生活では動物性の脂や一般的な植物油に含まれているオメガ6系の脂肪酸は摂り過ぎを心配されていますが、魚の摂取が減ったり、食の欧米化(肉食化)で脂肪酸バランスが崩れがちです。そのため、日々の食事に積極的にα-リノレン酸を取り入れることをお勧めします。

その3 だけど、アマニ油は摂りづらい!?

実はオメガ3脂肪酸を含む食材はアマニ油、青魚、クルミなど非常に限られており、毎日の食事で不足しがちな成分です。
アマニ油も毎日摂りたい素材ですが、熱に弱い特性
があり、酸化しやすく、値段も高いため、オイルとして日常的に摂ることがむずかしいのが現実です。

その4 健康補助食品なら賢く補える!

空気や光に触れることで酸化しやすい性質のアマニ油ですが、空気に触れることなくカプセルに入れることによって酸化リスクを軽減しています。
更に抽出の際にもアマの種子をじっくり押しつぶして油を搾り出す低温圧搾法で、丁寧に抽出しています。

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