植付け作業に向けて
こんにちは!
にんにく道部員の野中です。
さて、自社にんにく畑がある宮崎県では
30℃を超える真夏日がまだ続いています。
現在は、照りつける日差しの下
10月に行うにんにくの【植付け作業】に向けて
着々と準備を進めています。
突然ですが、皆さまに問題です!
圃場では、この大きなトラクターで溝をつくっているのですが
何のために行っているでしょうか?
正解は…
「圃場の排水性を高めるため」でした!
植物が成長していく過程で、排水性はとても重要。
圃場に水が溜まってしまうと
せっかく植付けたにんにくも
根が腐れ、生育が進まなくなってしまうのです…。
なので、年に一回、この大きなトラクターを使って
溝をつくり、排水性を高めています。
さらに本日は、この時期に欠かせない
「2つの作業」をご紹介しますね★
1つ目は、畦(あぜ)に伸びた雑草をきれいにする草払いです。
※畦(あぜ)とは…圃場の周りの土手の部分
雨の影響もあって、今の時期は雑草の成長が早く
あっという間に背丈ほどの高さまで伸びてきます。
草払いを終えた畦の様子がコチラ!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
視界良好!
農場だけでなく、その周辺まできれいに管理することによって
植付けできる圃場の環境を整えています♪
そして2つ目は、収穫したにんにくを運ぶ時に使用した
コンテナの洗浄作業です。
農場にあるコンテナの数は、なんと3万個以上!!
網目に土が詰まっていたり、汚れがこびりついていたりして
膨大な数のコンテナを洗浄するのは、実は大変な重労働。
そこで登場するのが…
便利アイテム「高圧洗浄機」です!
洗浄後はきちんと汚れが落ちているか
一つひとつ、細かい部分まで目視確認します。
その後、コンテナをしっかりと乾燥させ
きれいに収納し、来年の収穫まで保管します。
なぜ、ここまで圃場以外の部分も
徹底するのかというと・・・
自社にんにく畑では、農産物の安全性を証明する
「有機JAS認定」を平成22年から毎年取得しており
その中でも、農業機械等の管理はとても大切だから!
実際に、検査員の方が農場に来られて
登録している機械はどのように洗浄しているか、細かく審査されるのです。
このように毎日の管理作業を積み重ねることで
私たちは、有機にんにくの安全性を追求し続けています。
植付け作業が始まるまで残りわずか。
来年も立派なにんにくが育つよう
スタッフ一丸となって、取り組んでいきます!