天のおぼしめし
皆さま、こんにちは。農場スタッフの泉です。
ここ鹿児島では、最近、35度を超えるほど
蒸し暑い日が続いております(-_-;)
しかし!!
先日までは、梅雨明け発表後も半分は雨が降り続いていました…
例年であれば、すでに畑の土作りを行っているのですが
「雨が降っては耕運はできぬ。」
ということで、ネタがないので今回のブログはお休みします。
って、そういうわけにもいきませんよね(笑)
これまでのブログを全て読み返し、三日三晩寝ずに考えた結果(ウソ)…
ありました!まだ紹介していない、あのネタが。
皆さん、収穫した後のにんにくはいったいどうなっているのか
知りたくありませんか?
知りたいですよね?知りたいはずです。知りたいに決まっている!
ということで、今回は、期待に応えて
“にんにくの加工”についてご紹介します!
まず、こちらが収穫後、茎と根をおとし、乾燥させたにんにく。
まだ土がついているため、「洗い」という作業を行います。
洗いといっても、水や洗剤で洗うわけではありません。
ブラシのついた機械にかけ、土や細かなカスを取り除く作業になります。
▼ できあがったのがコチラ ▼
きれいさっぱり気持ちよさそうなので
そのまま冷蔵庫で心地よく眠ってもらいます。
そして、必要とあらば、冷蔵庫からにんにくを引っ張り出し
「芯取り」を行います。
これは、にんにくの真ん中を通っている芯を取り除き
1片1片バラバラにする作業です。
専用のナイフを使い、クルッと回すと、ほらこの通り!
こうしてバラバラにしたにんにくを、次は専用の機械にかけます。
▼ それがこの機械 ▼
強烈な風圧でにんにくの皮を剥きます。(もちろん薬品など使いません)
しかし、この機械の発する音たるや、すさまじく、耳栓が欠かせません!
そして最後に、傷みはないか、異物はないか、人の目で厳しいチェックを行い…
じゃーん!ツルツルピカピカのきれいなにんにくが出来上がりました♪
このにんにくを使って、「伝統にんにく卵黄」や「熟成黒酢にんにく」など
当社のにんにく商品が製造されるというわけです。
以上のように、にんにくの栽培はもちろん、その後の加工まで
一貫して行っていることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
雨でなかなか畑に入れないのはもどかしいですが
梅雨明け後も雨が続いたのは、皆さんにこのことを紹介しなさいという
天のおぼしめしだったのかもしれませんね♪