2013年02月22日アーカイブ
にんにくを大きく成長させるために
皆さま、こんにちは!にんにく道部員の泉です!
南九州と言えど、農場があるえびの高原は山間にあるためまだまだ寒い日が続きます。
時折積もる白い雪の中に、にんにくの青さがひときわ映えるようになりました。
農業スタッフ一同、温かくにんにくの生育を見守っています。
と言っても、指をくわえてただ見ているわけではありませんよ(笑)
今回は、にんにくの成長で必要不可欠な「芽かき」という作業をご紹介します!
こちらは先日農場で作業したときのにんにくの様子です。
少しわかりづらいですが、1つの穴から2つの芽が出ているのがわかりますでしょうか。
2つの芽が出てきていても
「2つのにんにくが出来ている!ラッキー♪」というわけにはいきません。
そのまま生育させてしまうとにんにくの球が小さくなり、形も悪くなってしまうのです。
そこで、2つのうち小さい方の芽を摘んでいく作業が必要になり、
この作業を“芽かき”と呼びます。
軽く穴を掘り、根元をしっかりとつかみ力強く引きぬく!!
「ブチッ!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・あれ?
これは失敗(笑)
本当はこんな風に根からきれいに抜き取ります。
白っぽく見えるところが成長して、にんにくになる部分です!
コツさえつかめば簡単な作業ですが、
雪や霜が残っていると、予想以上に大変な作業へと変わります。
手袋をしているとはいえ、土の冷たさと硬さが容赦なく指先を襲います。
そんな辛い作業の中でも、われわれには楽しみがあります!!
それは、“芽かき”したにんにくを食べること!
まだ若いにんにくなので、根を落とせば葉ごと食べられます。
特に炒め物にするとおいしいです!
さぁーて、芽かきにんにくを食べて明日も頑張るぞぉ!
是非、これからもにんにくの成長を楽しみにしていてくださいね!!